5月14日 プラクティス4
40秒2993 223.329mph（＝約377.426km/h） 59周走行
天候：雨 のち 曇り のち 雨
気温：14～16℃
ベストは223.329mphで、22番手！決勝用セッティングでロング・ランをこなす
Jack Amano（以下――）：59周走れました。他と比べても周回数の多い1日とできましたが、マシンのセッティング、そしてプログラムのこなせ具合はいかがでしたか？
佐藤琢磨：たくさん走れましたね。今日はニュー・タイヤをどんどん投入してロングランを2回やりました。雨でプラクティスが終わっちゃいましたが、今日走れたこと、そしてその成果は良いものがあったと思います。今日はまた時間がないセッションになることがわかっていたので、細かいセッティングをあまりやっても……という状況でした。気温もすごく低かったし。昨日から方向性を変えたセッティングをあらかじめ作っておいて、それで様子を見ました。最初は単独走行で、その後に軽いトラフィックで走ってみようという考えで、実際にちょっとした集団の中で走りました。マシンの動きは昨日より良くなっていました。セッティングでの前進ができたと思います。
――風も強く、寒いコンディションでしたが、フルスティントのロングランをやってましたね？
佐藤琢磨：はい。1スティント全部走ってみました。ニュー・タイヤからどうタイヤが変化して行くかも見えたし、今後詳細を詰めて行くべきところも見えました。
「今はもう走れるだけ走ってエンジンのマイルも重ねて1基目を使い果たしたい」
――今日はスピードウェイがプラクティスの時間延長をしてくれました。
佐藤琢磨：すごく助かりました。このまま木曜、金曜とずっと天気が悪いままっぽいので、ちょとでも走れる時に対応をしてくれたっていうのはすごくありがたいです。
――それでも、引き続き状況は厳しいですよね？ 昨日も今日も1時間プラスのプラクティスでしたから。
佐藤琢磨：そうなんですよね。もうちょっと長く走って色々とチェックしたいことはあるんですけど、こればっかりはどうしようもない。
――走る時間が限定される中、プログラムをどう組み直し、着実に進歩するかっていうのが難しいところだと思います。
佐藤琢磨：はい。今はもう走れるだけ走りたい。今シーズン1基目のエンジンのマイルも重ねて、それを使い果たしたい。非常に厳しい状態ですよね、今のままだと。
――1基目のマイレッジを使い切るのには、あと200周ぐらいしないとならないそうですね？
佐藤琢磨：そうなんです。
――いずれにせよ、今日セッティングに進歩があったことが大きいですよね？ 今日のものでだいたいベース・ラインは決定ということでいいですか？
佐藤琢磨：そうなります。方向性はこっちで行く。昨日のよりこっちの方が確実に良かったので。そこから詰めて行きます。
――では、明日が好天になることを祈ってます。
佐藤琢磨：はい。ありがとうございます。
以上
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