2016 INDYCAR佐藤琢磨コメント R3 トヨタ・グランプリ・オヴ・ロングビーチ Day2 プラクティス3：「トライしたことが基本的にはひとつも結果につながらないセッションでした」

1ターンに飛び込む佐藤琢磨　予選での挽回に期待だ　Photo:INDYCAR (Chris Owens)　クリックして拡大

「セッションをコンプリートできていても
真ん中ぐらいまでしか行けなかったと思います」

Jack Amano（以下――）：昨日より暑いコンディションでしたが？

 佐藤琢磨：このセッションの自分たちはあまり良くなかったですね。相対的に落ちてしまいました。

 ――どんなことをトライしたんでしょう？

 佐藤琢磨：少しでも速く走ろうと色々トライしたことが、基本的にはひとつも結果に繋がってないという状況ですね。
 ――セッション中に前後のウィングを調整していましたが？


 佐藤琢磨：そうでしたね。ダウンフォース量をちょっと変えました。ストレートに比べてコーナーでのタイム・ロスが大きかったので、ウィングを変更しました。今日は気温が上がって、ダウンフォースとしては低くなっているので、ダウンフォースをつけても昨日と同じトップ・スピードになるというような、そういう話ですかね、簡単に言うと。

 ――最後、フレッシュ・タイヤで出てったところでトラブル発生、スロー・ダウンとなっていましたが、何が起こったのでしょう？

 佐藤琢磨：ギヤボックスでした。でも、あそこでアタックをコンプリートできていたとしても真ん中ぐらいまでしか行けなかったと思います。

 ――では、予選までにはもうひと捻り必要ですね。

 佐藤琢磨：はい。ふた捻りぐらいしないと。

 ――暑いコンディション、レッド・タイヤはどんなパフォーマンスになるとの想定でしょう？

 佐藤琢磨：結構パッとグリップしてくると思いますね。路面温度も上がっているし。ロング・ビーチはタイヤに厳しいサーキットではないんです。いつもここは、だいたいレッドでさえ2周目から3周目、時には4周目に速くなったりするんですけど、今日はそれが半周か1周早くなるかもしれないですね。みんな2周目にベストを出してくるかもしれないし、3周目かも。4周目はちょっとないかな？
以上