2016年5月13日金曜日

2016 INDYCAR レポート R5 アンジーズ・リスト・グランプリ・オヴ・インディアナポリス Day1 プラクティス2: ドライバーコメント

ピットでブルディと談笑するディクソン、余裕の表情。中央はマイク・ハル Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) 
「競争の激しさは驚くべきレベルになっている」
スコット・ディクソン:今日のトップ


「雨が降らないうちにプラクティス2も終わったのが良かった。ランチ・ブレイクのころ、もう午後は走れないだろうな、とみんなが考えていた。しかし、予定されていたセッションが行えた。これはボーナスのようなものだ。
 僕らのマシンは、走り出しはまぁまぁだった。いつもの通りに幾つかの違うセッティングを試し、元のセッティングに戻った。そういう感じで午後のプラクティスは終わった。今日のみんなのラップ・タイムは、多くのチームにとって、明日に向けた指標にはならないと思う。
僕らのマシンは良いセッティングになっているが、競争の激しさは驚くべきレベルにある。なぜそうなっているのかはわからないが、予選が大変な戦いになることは間違いない」

インディ・ダブル制覇に向けて闘志を燃やすパワー Photo:INDYCAR (Dana Garrett)

「トップ10がコンマ1秒かコンマ1.5秒の中ににひしめく可能性もある」
ウィル・パワー:今日の2番手(昨年のポール・シッターでコース・レコード・ホルダー、

そしてウィナーでもある)

「このコースはテクニカルで、走っていて本当に楽しい。ヨーロッパのコースのようだ。他のコースではできない走りが可能だから、私が好きなコースのひとつとなっている。とても楽しいし、長いストレートを持つなど、レース向きのコースだとも思う。今年のレースでも多くのパスが実現することを願っている。ただ、僕が前からスタートする場合は、パスは多くならない方がいいね。
グランプリ・オヴ・インディーはロードコースでの戦い。インディー500はオーバルのスーパースピードウェイ。インディーカーのレースはそのバラエティの豊かさが特徴だから、インディーでの2レース両方で勝つことができたら、それは素晴らしい業績となる。
今日のプラクティスでのタイムを見ても、明日の予選が凄まじいほどの接戦になるのは明らかだ。トップ10がコンマ1秒かコンマ1.5秒の僅差の中にひしめくことになる可能性もある」
 
体調不良にもかかわらず、両セッションでトップ3をレイホールは堅持 Photo:INDYCAR (Jim Haines)
「今日の自分は風邪と戦っていたので、体力的に大変だった」
グレアム・レイホール:ホンダ勢最速=今日の総合で4番手

「パフォーマンス的に見て、自分たちはまずまずのポジションにいる。今日はプラクティス2でセッティングをガラリと変えてみた。そういう状況では、物事が良い方向に進む時と、まったく裏目に出る場合がある。今日の僕らは少しだけれど、悪い方向に行ってしまったので、明日に向けてはセッティングを元に戻そうと考えている。チームメイトのスペンサー(・ピゴット)のトライした中に良いセッティングがあったので、明日はそれらを取り入れて走るつもりだ。僕らのチーム、マシンに競争力はある。しかし、今日の自分は風邪と戦っていたので、体力的に大変だった。多くの周回をこなし、激しい運動をしたから、今晩はよく眠れるだろう」

「実際のラップ・タイムほどは悪くないです」
佐藤琢磨:今日の総合で22番手

Photo:INDYCAR (Bret Kelley)
「あんまり良くないけれど、実際のラップ・タイムほど悪くはない。セッションの最後でマシンを進歩させることができていた。ただ、タイヤがもう20周近く走ったものだったので、ラップ・タイムにその良さは反映されていなかった。今日、3台がそれぞれ違うことをトライしていたので、明日のセッティングは今日の全部のデータを見て……ということになりますね」

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