2020年9月13日日曜日

2020 INDYCARレポート 第10戦 ホンダ・インディー200 :アット・ミッド・オハイオ Race1 予選:ミッド・オハイオ・ポール・ポジションはウィル・パワー



今季未勝利、ミッド・オハイオ未勝利のパワーがポール・ポジション獲得! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
パワー、キャリア通算59回目のPP獲得
「今回こそPPを勝利につなげたい」

 
 ミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コース(全長2.258マイル)での予選、気温は26〜27℃まで、路面温度は37〜38℃まで上がった。トップ・タイムを出したのはグループ1で走ったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だ。彼の最速ラップは1分06秒3343だった。先に走ったグループ1の方が速いのは珍しいケースだ。
 これでパワーのキャリアPP獲得回数は59回となった。




Photo:INDYCAR (Matt Fravor)クリックして拡大
 「コースのコンディションがどんどん良くなってたので、自分がPPを獲れるとは思っていなかった。かなり良いラップだったのは確か。マシンが路面に張り付いていた。PPは嬉しい。このコースでは大きいから。今回こそPPを勝利へとつなげたい。そうすべくずっと頑張って来てるんだからね」とパワーは話した。
プラクティスから好調を維持しているハンター‐レイ、予選フロント・ロウを獲得 Photo:INDYCAR (Chris Jones)クリックして拡大
 ハンター‐レイ、予選2番手獲得
グリッド2列目はニューガーデンとデイリー


 グループ2最速でフロント・ロウ外側グリッドを獲得したのは、朝のプラクティスで最速だったライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。タイムは1分06秒7287で、パワーとの差は0.3944秒と大きなものがあった。
 グループ1で2番手につけ、予選3位を得たのはジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。チームメイトのパワーとの差は0.2165秒。パワーの速さが飛び抜けていたということだ。
 グループ2の2番手で予選4位となったのはコナー・デイリー(エド・カーペンター・レーシング)。RHRとの差は0.1474秒で、こちらのトップ争いの方が熾烈だった。

佐藤琢磨はグループ9番手、予選18位に

ミッド・オハイオ地元のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング。グレアム・レイホールが予選4列目スタートに Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 予選5、6位でグリッド3列目に並ぶのはジャック・ハーヴィー(メイヤー・シャンク・レーシング)とアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。
 予選7、8位で4列目スタートトなるのはフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)とグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。

ダリオ・ふ卵器ッティと言葉を交わすディクソン。プラクティスでは順調だったが予選は失敗してグループ1の9位、トータル17番手に終わる Photo:INDYCAR (Chris Jones)クリックして拡大
 レイホール親子と、メイヤー・シャンク・レーシングの共同オーナーであるマイケル・シャンクは、どちらもオハイオ州出身で、ミッド・オハイオはホーム・コース。今回はシャンクのチームが奮闘し、レイホールより前のグリッドを手に入れた。
 
佐藤琢磨は予選グループ2の9番手となり、ディクソンの隣のグリッド9列目からのスタートに Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

 グレアムのチームメイトの佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、グループの9番手で予選18位となった。ベスト・ラップは1分07秒8192だった。
 2020年シリーズ第10戦は、今日の夕方の4時53分スタートが予定されている。
以上

0 件のコメント:

コメントを投稿