2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント15 第3戦ロングビーチ Day1 プラクティス１「去年とは大きく違うセッティングで臨みましたが、フィーリングとしては悪くないです」

第3戦　トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ
Round3　Toyota Grand Prix of Long Beach
Streets of Long Beach

ロングビーチ市街地コース
カリフォルニア州ロングビーチ
全長：1.968マイル（＝約3.167㎞）×85周
コースタイプ：ストリート

Day1 4月15日
プラクティス1　　1分12秒5953　　17位　　16周走行

昨年同様、ロングビーチはやや苦しい滑り出しに

　佐藤琢磨（KVレーシング・テクノロジー･ロータス）は、ロングビーチでの最初のプラクティスで17番手だった。重要なのは明日の予選、そして、さらに重要なのが日曜の決勝での順位なのだが、滑り出しは決して良くはない。プラクティス2回目からの巻き返しに期待したい。

Photo:INDYCAR(Chris Jones)

――プラクティス1回目はどういうセッションでしたか？

佐藤琢磨：いつも通りです。普段と同じようにチェックを行ったというセッションでした。

――コースをマシンで走ってみて、昨年からの変更、違いなどはありましたか？

琢磨：コースは去年から変わってなく、同じと思います。

――走り出しのマシンセッティングはどういうもので、フィーリングは良かったんでしょうか？

琢磨：フィーリングは悪くないです。クルマは去年とは大きく違うセッティングにしてきているんですが、出だしとしては悪くないと思います。

　こう語った琢磨。いつもよりコメントが短い。去年のロングビーチもそうだった。こういう時は、ことばとは裏腹に内容があまりよくない、と見るべきなのだろう。
　トップだったパワーにラップタイムで1秒以上も離されている。予選までにどこまでパフォーマンスを向上させ、順位を上げることはできるのか。決勝までにどれだけトップとの差を縮めることができるか、注目したい。