2012年8月26日日曜日

2012 INDYCAR レポート:R13 ゴープロ・インディー・グランプリ・オブ・ソノマ 予選アタック順位

 予選第1セグメントのグループ分けは金曜日のプラクティス・タイムの奇数順位、偶数順位で決められる。
 どちらのグループが先に走るかは、最速だったドライバーに決定権がある。大抵の場合、彼の属する奇数順位グループが後に走る。予選直前に走った他カテゴリーのタイヤ・ラバーによる影響を受けにくく、インディーカーのラバーが完全に乗った状態で路面コンディションが安定している上、セグメント2のコンディションにより近づいてもいる。さらに、先に走るグループにチームメイトがいれば、走行情報を得られるなどのメリットもあるからだ。
 今回の最速はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)で、彼はいつも通りに後で走るグループを選択。奇数順位のドライバーたちが第二グループとなって、2番手タイムを記録したライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)以下の偶数順位ドライバーたちが第一グループで走る。
 以前はグループ分けをクジ引きで行っていたが、片方のグループに強豪が偏るケースが発生、金曜のラップ・タイムを基準とする方がより公平であると変更された。それでも、時として1グループに俊足ドライバーが集まることがある。
 今回の2グループはかなりイーブンな印象。ペンスキーとチップ・ガナッシ・レーシング(ターゲット勢)=合計5人は、グループ1に3人、グループ2に2人が配された。
 なお、予選の第一セグメント終了で決定する13番手以降のグリッドは、先に走った第一グループのドライバーたちに奇数グリッドが与えられる。路面の不利に対する埋め合わせ処置といったところか。つまり、第一セグメント敗退者のうちの第一グループのトップが13番グリッド、第二グループのトップが14番グリッドに着くということ。

 ソノマでの予選は今日、1時間のプラクティス2を午前中に行った後、午後2時半にスタートする予定。現在の天候は曇りで、気温は摂氏12度(!)と低い。午後には晴れ間も広がり、気温は24度ぐらいまで上がるとの予報が出ている。

ゴープロ・インディー・グランプリ・オブ・ソノマ 予選・第一セグメント

グループ1
ライアン・ブリスコー
ダリオ・フランキッティ
セバスチャン・ブルデイ
グレアム・レイホール
セバスチャン・サーヴェドラ
ジャスティン・ウィルソン
JR・ヒルデブランド
エリオ・カストロネベス
ジョセフ・ニューガーデン
ジェイムズ・ヒンチクリフ
EJ・ビソ
シモーナ・デ・シルベストロ
キャサリン・レッグ

グループ2
ウィル・パワー
シモン・パジェノー
ルーベンス・バリケロ
スコット・ディクソン
マルコ・アンドレッティ
オリオール・セルビア
トニー・カナーン
ジェイムズ・ジェイクス
アレックス・タグリアーニ
ライアン・ハンター-レイ
マイク・コンウェイ
佐藤琢磨
チャーリー・キンボール
エド・カーペンター

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