2015年5月14日木曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第99回インディー500 Day2 5月12日 プラクティス2:「今日もトウを使ったとはいえ14番手とソコソコのポジションにはいるので、一応スピードは維持できると思ってます」

Photo:INDYCR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 
「いろいろと試した結果よいハンドリングが得られました」
Jack Amano(以下――):今日はどんな目標を立てていたんでしょうか? そして、その達成具合はどうでしたか?
佐藤琢磨:本当は、最後はトラフィックで走りたかった。その前までに行なっていた単独でのクルマ作りっていうのは昨日からの続きでした。今日は風が強かったし、寒かった。空気が結構重たくてスピードは伸びない状況でした。なおかつ、僕らのマシンはちょっとハンドリングがシックリ来てなかったので色々と試しました。その結果、そこそこ良いハンドリングが得られて今日のベストが出ました。
――それで一度ガレージに戻ったんですね?
佐藤琢磨:はい。マシンを一度ガレージにセットして、すべてを計って記録をして、後はビッグ・ボーイズたちと一緒に走ろうと思ってました。ところが、ピットで待機してたんですけど、センサーにトラブルが起きちゃったみたいでエンジンがかからず、走れませんでした。
「明日からはフルタイムで3人で走りたいです」

――チームメイトの2台も今日始動しましたね。
佐藤琢磨:アレックス(・タグリアーニ)は今日マシンをシェイクダウンしました。ジャック(・ホウクスワース)は昨日は走れませんでしたけど、今日走って、メニューを二つか三つこなしたという話なので、これからデイ・ブリーフでその件については聞きます。ということで、明日からはフル・タイムで3人で走りたいですね。

Photo:INDYCAR(Jim Haines) クリックして拡大
――今日はトップ・グループのペースがまた上がりましたが?
佐藤琢磨:ウーン、上がって来ましたね、やっぱり。だから、そんなに簡単じゃないですよ。僕らが今日出したスピードは1台が真後ろにいた、オリオール・セルヴィア(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)と一緒に出したものだったけど、上位のクルマを見ると、トウについてない状態でも速いですね。あのスピードを今日の僕らがやろうとしたら、結構リヤ・ウィングを寝かせないと出ない。競争はかなり厳しい。そういう状況だと思います。けど、ここまで与えられた同じ条件下で常に僕らはスピードを見せて来てます。今日もトウを使ったとはいえ14番手とソコソコのポジションにはいるので、一応スピードは維持できると思ってます。今日の場合、本当は、もしトラフィックの中での自信をつけることができたら、ウィングのセッティング変更とかでスピードを上げることにもトライしようと考えてたんですよ、僕らとしては珍しく。だから、また明日頑張りたいと思ってます。

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