2015年6月27日土曜日

2015 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R11 MAV TV 500 Day1 プラクティス1:「最初は良かったんですがタイヤの摩耗が進んでからは全然踏めなくなっていて、集団の中で取り残されました」

アンドレッティ、ジェイクス、ハンター‐レイ、キンボールとパック走行する琢磨 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
「クルマ自体安定していたので
すぐにスピードに乗せることができました」


Jack Amano(以下――):暑さの中のセッション、開始してすぐにいいタイムが出ていましたね?
佐藤琢磨:前ではTK(トニー・カナーン)、後ろではグレアム(・レイホール)のトウを受けてていたので、自分のスピードではないです。ニュー・タイヤのニュー・ラバーの恩恵を受け、スピードには結構簡単に乗りましたね。逆に言えば、クルマ自体は安定していたので、すぐにスピードに乗せることができました。
――今年はデイタイム・レースということで、プラクティス・セッションでのコンディションがレースのものに近いですよね?
佐藤琢磨:特に午後のセッションはレースと同じ時間帯ですから、レースと非常に近い走りができると思います。

――去年、コースがバンピーだ……という話がありましたが、今年は更にその傾向が強くなっていたりしますか?

佐藤琢磨:いや、そんな感じは受けなかったですね。むしろ、乗り心地としてはいいような印象を受けました。そんなにすごいバンピーでクルマが暴れちゃうってことはなかったです。それよりもマシンのバランスですね。最初は良かったんですけど、タイヤの摩耗が進んでからは全然踏めなくなっていて、集団には結構、飲み込まれて取り残される、みたいな状態で最後はピット・インしました。バランスがちょっと最後は悪かったです。

――スーパー・スピードウェイ用ウィングレットを使っていましたが、ロードコース用をまだトライしてないですよね?

佐藤琢磨:ロード用はここはもうドラッグが大き過ぎる。

――使わないんですか?

佐藤琢磨:使わない。

――でも、他のホンダ・チームのほぼすべてが使ってましたが?

佐藤琢磨:そうだったんだ。じゃ、ウチらも午後は使うのかな? 確かに、最後はダウンフォースが少ないっていうのがあったんだと思います。右フロント・タイヤはほとんどなくなっちゃってて、全然踏んで行けなかったので。これからどんどん気温が上がってって、風も出てくるので、確かにパックの中で走るにはダウンフォースが必要ですね。
以上

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