Round 5 Indianapolis 500 mile Race
Indianapolis Motor Speedway
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ
インディアナ州 インディアナポリス
全長：2.5マイル（＝約4.023km）×200周
コースタイプ：オーバル
Practice 2 5月15日
天候：雨
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| Photo：INDYCAR（Chris Jones） |
朝からずっと雨で、午後1時過ぎに「走行なし」と決定
今年のインディアナポリスは春からずっと悪天候が続いているという。「3日続けて晴れたことなかった」と地元の人は話し、「知っての通り、インディアナより南はもっと酷いことになってるけどね」と南部の洪水被害に触れた。
インディ500のプラクティス走行2日目となるはずだった5月15日は、せっかくの日曜日だというのに朝から小雨が降り続いていた。この天気だとさすがにサーキットを訪れるファンも少ない。雨はコンスタントに降り続けた。マシンがガソリン・アレーからピッドロードへと運び込まれる気配も感じられなかった。
午後1時過ぎ、インディアナポリス・モータースピードウェイは「コース閉鎖」と発表した。雨が止んで、コースを乾かし切る可能性がゼロと判断したということだ。
雨によって走行が一切行われないプラクティス・デイというののは、実は意外に少ない。今は正午から午後6時、以前なら午前11時から午後6時と、プラクティスに当てられている時間が長いので、丸1日走れないという事態にはなりにくいのだ。
それでも、こういう日は去年も1日だけあった。もっとも、その前は……と辿ると、2008年にまで遡る。つまり、今日は4年間で3回目の「雨天による走行なし」だったわけだ。
5月のインディアナポリスは天候が安定しない。雪が降った年もあったというぐらいだ。寒い日があり、暑い日があり、雨で走れない日がある。マシンのスピードが上がっていないケースでは、雨が焦りを産む。精神的安定を保つこともインディ500では大切なことだ。
16日（月）は朝から晴れの予報。心配されるのは、気温が日中の最高でも14℃までしか上がらないという点。とても寒い1日になりそうで、タイヤのパフォーマンスが心配だ。
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