2011年5月21日土曜日

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R5 インディ500:オーバル独特のスタッガーとインディ500用のタイヤの種類と使用本数をおさらい

Photo:INDYCAR
 今年のインディ500用タイヤのスペックは、昨年のプラクティス、予選、レースへと提供されたものとまったく同一だ。
 フルマンス・エントリーには33セットを供給、パーシャル・エントリーの場合は26セットの使用が認められる。

 なお、ルーキー・オリエンテーション・プログラム(ROP)参加者には、上記に4セットが上乗せされるが、その4セットはROPでしか使うことはできない。
 ベテラン勢(=インディ500の出場経験者)で、高速オーバル・レーシングから暫く遠ざかっている者は“リフレッシャー”と呼ばれるが、彼らには感覚を取り戻すための走行が許され、その際には2セットのタイヤが与えられる。

 スタッガーは1種類のみ。後輪の左右の差は直径で0.30インチ(=約7.62ミリ)。コースの外側にあたる右リヤタイヤを左と比べて若干大きくすることにより、マシンが自然と左に曲がって行く状況を作り出す。それがスタッガー。数種類のスタッガーが用意された時期もあったが、今年は全チームが1種類、同一のスタッガーでのみ走ることとなる。

 1911年に行われた第1回インディ500で優勝したマシン=マーモン・ワスプに装着されていたのは、ファイアストン製のタイヤだった。それから100年の時を隔て、ファイアストン・タイヤ装着マシンが記念すべき100周年レースで勝利を飾ることになる。なお、今年のウィナーはファイアストンにとって62番目のインディ500ウィナーとなる。他のタイヤ・メーカーすべての勝利数を合計してもかなわない数字だ。

関連記事(ショートプログラム、フルプログラムについての解説):
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