2013年5月14日火曜日

2013 INDYCAR レポート 第97回インディ―500 5月13日プラクティス3日目:マルコ・アンドレッティが225mph台までスピードアップしてトップに! 佐藤琢磨も6番手に入る223mph台をマーク

天候:快晴
気温:15~19℃


いよいよ、ペンスキー軍団も3人走でスピードアップ!

 今日の最速はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)。スピードはさらに急上昇して、一気に 225.100mphへ!! 当然、今月の最速だ。
 「ミニレースとでもいうべき状況を作って走っている。僕らにはそれができ、マシン・セッティングにおおいに役立っている」と彼は5台を走らせるチーム体制がプラスに働いていることを語った。 アンドレッティ・オートスポートは今日もチームメイト同士が接近して走り、その結果、ライアン・ハンター-レイもドラフティング利用で224.386mphをマークして3番手につけ、ジェイムズ・ヒンチクリフは8番手だった。ルーキーのカルロス・ムニョスは今日は11番手で、EJ・ヴィソだけが少しばかり離れた19番手だった。
 今日からチーム・ペンスキーも3人でスピード・アップをしてきた。エリオ・カストロネヴェスがマルコに迫る225.075mphをマークして2番手。ウィル・パワーも223.784mphで4番手につけた。そして、ルーキーのAJ・アルメンディンガーも7番手。全員がトップ10入りしていた。ある意味、アンドレッティ軍団以上のパフォーマンスだったといえる。

佐藤琢磨も仕上がり良好!
「価値あるデータを収集できました。これで全てが計画通り」

 今日、一気に5番手に入ってきたのがJR・ヒルデブランド(パンサー・レーシング)。今日から走り出したスポット参戦のチームメイト、タウンゼント・ベルは21番手だった。
 6番手は佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)だった。スピードは223.363mph。一気にスピードを上げてきが、もちろん、琢磨を含め上位のドライバーたちはみんなドラフティングを使ってのスピード。どれだけ多く使えたかがポジションの差になっているというのが現実だ。単独だと220mph台というのが仕上がり良好のドライバーたちのスピードだろう。それを琢磨はキッチリ達成しており、今日はマシンを降りた表情はとても明るかった。若いチームメイトが走り出してすぐからシッカリ走れており、作業の分担でさらにセッティングを向上させられるという期待感もあってのことだ。
 「とても実りの多い1日でした。幾つかのセッティング変更を試して、価値あるデータを収集できました。これで全てが計画通りになりました。これだけの進歩を遂げられたことを大変喜んでいます。チームメイトのコナー(・デイリー)が素早くスピードを出してきたのもチームにとって良いことです。明日は2台を使ったテスト・プログラムを始めることができます」と琢磨は語った。
 今日走ったのは32人のドライバーたち。ルーキー・オリエンテーション・プログラムのコナー・デイリー(AJ・フォイト・エンタープライゼス)とリフレッシャー・テストのピッパ・マン(デイル・コイン・レーシング)含む。これでエントリーしながら走っていないのは、バディ・ラジア(ラジア・パートナーズ)だけに。

 去年、ロータスが走らせたジャン・アレジ用のシャシーを購入したラジア親子は、マシンの準備に時間がかかっており、走り出すのは木曜になる見込み。
以上

0 件のコメント:

コメントを投稿