2020年7月12日日曜日

2020 INDYCARレポート R3 REV グループ・グランプリ Race1 決勝:アレックス・パロウ、ロード・アメリカで初表彰台


Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)クリックして拡大
 (デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴーのプレス・リリースより)

Dale Coyne Racing with Team Goh
<2020 NTT INDYCAR SERIES レースレポート>

3 REV GROUP GRAND PRIX (55)
開催地:Road America / ロードコース / 4.014 マイル
予選: 2020711 予選結果:14
決勝: 2020711 決勝結果:3

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウ、 精彩を放つキレのある走りでシリーズ初の3位表彰台へ

 デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは711日(土)のREV Group Grand Prix
presented by AMR、ダブルヘッダーの第1レースで、スターティンググリッド7列目14番手から精彩を放つキレのある走りで3位に食い込みNTTインディカー・シリーズ初の表彰台を獲得しました。


 パロウはスタート直後からとにかく前に出ることを使命とし、最初のラップ5つポジションを上げて9番手に浮上。シリーズとして今シーズン第3戦となるこのレースは、ルーキーであるパロウにとってはインディカーでの3戦目にあたりますが、12周目に最初のピットインを行うまで、ベテランのハンター・レイ選手を抑えて9番手をキープしていました。

 パロウは第2スティントでさらに4番手まで浮上し、26 周回目に2回目のピット インを果たすまで、そのポジションをキープしました。第
3 スティントでトラックに戻ったア レックス・パロウは順調に6位まで順位を戻し、38 周回目にフルコースコーション下で3回目のピットインを行いました。

45 周回目のリスタート時に4番手を走行していたパロウは、1コーナーへの進入と同時にハンター
-レイ選手をオーバーテイク。しかしながら、その時点で再び次のコーションフラッグが出 されていた為にパスは認められず、4番手に戻りリスタートへのフラッグを待ちました。
 そして迎えた次のリスタート時、パロウは諦めずに再度ハンター-レイ選手にオーバーテイクを しかけ3番手に浮上。残り8周回の時点でハンター・レイ選手を完全に抑え、前を走る2番手パ ワー選手との差を詰めて3位でフィニッシュ、初の表彰台を獲得しました。
 

Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
アレックス・パロウのコメント

 「やったよ! 最高のレースだったよ。ロード・アメリカは初めてのコースだったし、プラクテス、予選、決勝を全て同じ日に行うのは簡単じゃなかったし、決勝で14 位からのスタートは厳しかったけど、今日はマシンのバランスがとても良かったし、ラッキーだった。スタートで何人かをオーバーテイクすることができて、その後はすごく良いペースを保てたし、トラフィックさ えなければオーバーテイクのチャンスだったんだ。」
「チームのクルーはピットストップでよく頑張ってくれたし、最後のピットストップでは何人も のライダーをパスして 4番手につけられたからね。リスタート後はライアン(ハンター-イ選 )とウィル(パワー選手)に難なくついていくことができたし、ライアンを 2回もオーバーテイクして3番手につけることができた。僕らにとっては本当に良いレースだっ
た。明日も今日みたいなパフォーマンスで、さらに上を目指していきたいね」

 パロウとデイル・コイン・レーシング with チームゴウは、明日のダブルヘッダーウィークエンド第2レースで
再び好機を狙っていきます。グリーンフラッグは現地時間712日、午前1142分。日本では、日本時間の713()午前1時からGAORA生中継開始となります(グリーンフラッグは午前142)

(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴーのプレス・リリースより)

以上

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