2014年7月6日日曜日

2014 INDYCAR 佐藤琢磨コメント43 第11戦ポコノ Day1 プラクティス2:「今、すごい速い状態で更に良くして行こうとやっている状態です。本当に前の方で走れている!という感じがしています」

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「ミルウォーキーでよかったやつを入れました
実走行で結果に現れたっていうのはすごく勇気づけられますね」


Jack Amano(以下――):最後の最後でポジションは7番手になりましたが、安定して好タイムを続けて出せていたセッションでしたね。

佐藤琢磨:良かったですね。午前中にやりたかったのにできなかったものができました。午後一から始めて、手応えを掴んでいます。ミルウォーキー(のテスト)で良かったヤツです。それがここでもシッカリと、実走行で結果に現れたっていうのはすごく勇気づけられますね。純粋なスピードではちょっと負けちゃったけど、ライバルたちを見ると、ノン・トウ・フィルター(直前を走るマシンとの間隔も考慮してのスピード)をかけるとそんなにスピードは上がっていないから。多分、みんな引っ張ってもらってのスピードになっていたと思います。223mpはちょっと単独では無理ですね。僕も出し切って、パーフェクトなクォリファイ・トリムをやって221mphぐらいかな?

――去年よりかなり速いですね。

佐藤琢磨:全然速い。危ない、危ない(笑)。

――その理由のメインはエンジンのパワー・アップでしょうか?
佐藤琢磨:エンジンは大きいですね。コンディションも大きい。今年は涼しいのでエンジン・パワーが上がっている。それとシャシーに関する理解度が上がっていること。そっちでも1mph以上速くなってますね。それらのコンビネーションですね。去年の予選とか決勝でのベタ踏みの状態の1コーナーと3コーナーより、今のリフトしている状態の方が速いんだもん。危ないよ。

「ターン2はバンピーでマシンが跳ねているけど去年より9mphも速いです」

――ターン2ではマシンが跳ねていますね?

佐藤琢磨:ターン2のイン側はすごい洗濯板みたくなってて、あそこに行くとすごく跳ねるんだけど、でも、あそこに入らないとスーッと外に流れて行っちゃうんで、ちょっと怖いところですね。もうちょっと外から行けるのかな? みんなは(バンピーなところを)避けて行ってる? 行ってないでしょう? エイペックスと取らないと回り切れないから、今年は速くなってるので。去年より9mphぐらい速いんだもん。

――そんなに!?

佐藤琢磨:9mphってメチャクチャ速いですよ!

――じゃ、レース中もラインは1本になる。
佐藤琢磨:そうですね。去年は場合によっては2ワイドで行ったこともあったけどね。リスタート直後とかは。

「予選では2列目に入ることを目標にしたいです」

――今日、この後が予選ですが、上位を狙えそうですね?
佐藤琢磨:今のポジションである7番手は去年と一緒ですけど、もう1、2個上げて2列目に入ることを目標にしたいですね。最後のクォリファイング・シミュ(予選
シミュレーション)がうまく行ってなかった。タイヤのミスとかがあったので……。それがうまくまとまれば、もしかしたらフロント・ロウも狙えるかもしれな
い。それぐらい仕上がりとしては、今までにないぐらい好い位置にいますね。

――予選シミュレーションは2回行くつもりもあったみたいでしたが?
佐藤琢磨:もしタイヤがあれば……というところでした。でも、今のシミュレーションは今言ったような事情で不完全燃焼だった。それに、(シミュレーションが1回だけだったことによって)ダンパーについて1個迷っているところがある。ちょっとそれが難しいですね。予選にくっつけて行ったら、もう決勝はそれで行くしかないし、逆に外したら、予選のパフォーマンスが落ちるかもしれないし。ちょっと難しいところですね。これからデータを見てみます。いずれにしても、どっかがおかしいから直して……というのではなくて、すごい速い状態を更に良くして行こうっていうことをやっている状態なので、今、本当に前の方で走れているという感じです。

――気持ち良くセッションをこなせていますね。

佐藤琢磨:トラフィックはあまり走れなかったけど。

――今のセッションでは、あまりトラフィックができてませんでしたね?

佐藤琢磨:予選のことをみんな考えて、そうするとクルマは単独でもギリギリのところになっちゃうから。ヘヴィー・トラフィックっていうのは、セッションが始まっ
た直後にアンドレッティとペンスキーが一緒に走ってたけど、それ以外はほとんどなかったですね。

――では、予選でまた頑張ってください。
佐藤琢磨:はい、頑張ります。
以上

2014 INDYCARレポート 第11戦ポコノ Day1 プラクティス2:ウィル・パワーが最速!佐藤琢磨は7番手につける

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佐藤琢磨、プラクティス2でこの日初の222mph台をマーク
 気温は21℃まで上昇。太陽は出続けているので、路面温度も46℃まで上がってプラクティス2は始まった。朝のセッションの開始時点と比べると、路面は16度も上がっていた。
 午後のペース・セッターは佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)だった。プラクティス1で使ったタイヤで4周走った後にニュー・タイヤに交換、コース・インして2周目には221mph台をマーク、3周目に222.215mphを出してトップに立った。今日最初の222mph台が琢磨だった。
 このラップは暫くの間トップにあり続けた。琢磨は細かなサスペンション変更などを施し、決勝に向けた走りを続けていた。そして、219~220mph台でのコンスタントな周回を実現していた。

2014 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 43 第11戦ポコノ Day1 プラクティス1:「最後は集団に引っ張られてタイムは出ましたが、あんまりそれは気にしてなくて、それよりも午後のセッションでクルマをまとめ上げたいです」

Photo:INDYCAR (Chris Owens)
「今日はもしかしたら走れないかもと心配していました」

Jack Amano(以下――):コースのコンディションはどうでしたか?

佐藤琢磨:ちょっと怖かった。いつ水が浮き上がって来るか、という心配があったので。走って30分くらいすると、路面が暖まって、そこに振動も加わって、インディーカーが走ることで空気が地面から吸い上げられるでしょう。それで路面の下から水が出て来ちゃうことがあるんですよね。でも、セッション中に2回ぐらいトラック・インスペクションが入ったでしょ? それで大丈夫だということだったので。みんなも走り続けていたので、自分としても大丈夫だろうと思って走ってましたね。

2014 INDYCAR レポート 第11戦ポコノ Day1  プラクティス1:最速はトニー・カナーン!佐藤琢磨は5番手と好スタート

Photo:INDYCAR (Chris Owens)
昨年のポール・ポジション・タイムを早くも更新
 気温は17℃。風もあって肌寒いぐらいのコンディションとなったポコノ・レースウェイでの走行初日、1時間のプラクティス1で最速ラップ=平均時速221.344mphを記録したのはトニー・カナーン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)だった。トウを得てのスピードではあったが、去年のポール・ポジション・スピードは221.273mphだったから、最初のセッションでそれが早くも破られたということだ。彼のチームメイトで昨年のポコノ・ウィナー、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)は219.304mphで11番手だった。