2011年9月2日金曜日

ジャック・アマノのインディーな一日:サン・フランシスコ空港での楽しみ

国内線ターミナルの気の利いたエキシビジョンに見入る

 ソノマでのレースの後は、ボルティモアへと移動。これがなんと、うれしいことにユナイテッドの直行便があった。西海岸から東海岸へ、一気に飛んでくれる。
 大陸横断するには5時間とか飛ばないとならない。それに時差が3時間加わる。午後1時過ぎ出発だと、到着は夜の9時を回っちゃう。そして、翌朝からは超・早起きが待っている。例えば朝6時にホテル発としたい場合、西海岸はまだ夜中の3時だ。
 サンフランシスコ空港の国内線ターミナル3では、いつも何かしら非常におもしろいエキシビジョンが展開されている。これって、ターミナル3(ユナイテッドとコンチネンタルが現在は使用中)だけのものなのか不明。他のターミナルって、多分使ったことがほとんどないので……。
 今回の展示は「テレビ」。年代もののテレビやラジオ、ポスター、テレビ関連の雑誌や本、番組から派生して販売されたおもちゃetc.が並べられていた。
 最初のころの画面はとても小さくて、急激な進歩があって、カラーになって、ポータブルな小型テレビが登場して……と楽しめる展示でした。近頃の空港って、ますます長い時間を過ごさないとならない場所になってるから、こういう楽しい暇つぶしができる企画はとてもうれしい。

これが世界で最初のテレビらしい。1939年製。メーカーはニュー・ジャージーの
RCA。画面は横幅が10センチぐらいしかない。向こう側はラジオ。
ボディはどちらも木製だ。
Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati

シカゴのメーカーが作ったテレビ。1947年製。初登場から8年経って、
結構進歩してる感じだ。
Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati

ポータブル・テレビはソニーが先駆けだったらしい。1960年製。
Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati

1949年にもうテレビ・ガイド誌はあった! どんな番組が、どんな頻度で
放送されていたんだろう? まだ全米の家庭にテレビがって
時代じゃないと思うが……。
Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati



テレビの上にクロスとか置くのって、アメリカも日本と同じだったと知った。
これはそのカタログ本というか、ノウハウ本らしく、表紙のイラストから、
冷蔵庫の上にも敷いていたことがわかった。
Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati

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